2016年5月22日日曜日

小海線の山あいを結ぶ旧道を歩く

今日5月20日私はひとり旅を決行しました、ちょっと大袈裟ですが振り返ると留守番、仕事以外に一人で行動したことが思い出せないほど無いんです!
佐知さんは30年来の友と飲み食いの旧恩お温め会との事、で私はこの機を逃さず一度やってみたい旅をします。
それは小海線で八千穂まで行き、そこから小海線を引き返すように小海駅に向かって歩く行程、ここは古く立派な商家や工業の家が多く建築史的たたずまいが多いのです、小海駅から小海線を離れ県道2号線に沿って歩きます、目標の馬越峠まで約25キロ高低差800メートルです、途中の立岩湖で一泊します。

朝7時韮崎を出発、小淵沢で小海線に乗り換え八千穂で下車、9時10分です。


小海線のデイーゼルカー



ホーム待合室内部、丸太小屋で何となくスイス。


車内は新しく清潔感あり軽快。


9時10分、八千穂駅前ロータリーです。


古い商家の立ち並んだイメージでしたが大体7,80年以降に建て替えられた建物がほとんどのようです。




突如発電所が出現するところがやはり山あいを証明します。



何事も無いように立派な家々が続きます、この家などは古い代々の家をそのままに脇に新築したのでしょう、いずれにしてもデザインも旧来の木造家屋を意識した素晴らしい、立派なものです。


これは多分大正時代に建てられ大切に使われてきた公共建物です、アルミサッシに変えたり外壁をやり替えたりしたあとが感じられます。


このでかい丸い石、石臼の親分みたいなものが門柱代わりに使われています、何に使用する石なんでしょうか?


必ずある火の見櫓,半鐘にスピーカーがセットになっています。


アヤメが風情を盛り上げます、やはり田舎の風景に欠かせません。


千曲川です、岩がごろごろしていかにも鮎が釣れそうです。


小海線です。



何となく威厳を感じる黒塀に旅籠風の連子窓が美しい旧家、ここは明治17年に起きた秩父事件の信州進出の際、陣屋となった館です。



秩父事件犠牲者のお墓があると言われて踏切を渡り小高い丘を目指しました。


1時間半ほど歩き小海に到着しました、写真右上にある建物が佐久総合病院の小海分院です鎌田実院長先生で有名です、千曲川からの取水堰ですこの水が佐久平野を豊かにしているのです。


小海駅に着きました、ここでお弁当を食べ小休止し午後の約15キロの登り路に備えました。


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