2012年7月6日金曜日

梅雨空

うっとうしい梅雨、晴耕雨読

と思うのですが生来、読書ぎらい机に向うより山川のクチ、昨日の折り込みに、「査定無料」記念切手、記念コイン、古銭、紙幣etc.・・・・・。止めが”現金にて高価買い入れ!”
思い出ありますよね特に親父たちはこの類いに夢中でした、1億円宝くじに通じていった道筋の様な気がします。
我々の世代「少年クラブ」趣味の世界が広がり親父たちが記念コイン、記念切手に列をつくり、何か少年時代の懐かしい光景を思い浮かべるのです。
そして今「なんでも鑑定団」、「1億総収集家」の時代を迎えたような気がします。



やっと出番が来たぞー押入れの奥深く、じーっと眠っていたカビ臭い「虎屋」の箱、古銭ありドル有り満州国古銭ありーの!胸躍り「日本貨幣カタログ」なる本を引っ張り出し200枚は悠に有る貨幣を夜遅くまでかかり自分なりの評価額を算出、ざっと見て高くて15万、安くても10万!
すごいー、記念硬貨は未だださないぞ。



佐知に今日は久々に寿司でも食べようか(回転ずしでなく)、という訳で出張なんでも鑑定団よろしく会場の韮崎文化ホールに開場一番乗り込みました、震える手をじっとこらえ古銭を繋ぎ通す紐をうやうやしく解き査定業者(最初は査定官に見えたのですが?)にお渡しすると資料に目をやり慎重なおももち、と思いきやいきなり「値のつくのも少しは有るけどバケツ一杯イクラの世界」(古銭)ですと!次は古札マタマタ悔しいほどの査定、あーア明治、大正生まれの父達が大事に集めた貨幣がこの様なおじさんに軽々しく扱われて良いのだろうか。


総評価額は、というよりは業者は中国の切手、金銀が狙いの様、買ってくれる気などなく0 回答。何と情けなや、寿司どころかホールの水飲み器で喉をうるおし悪夢を早く忘れようと家に一目散。そして昨日のお残りでお昼ご飯を頂きました、これが私達の安心できる情景かなア。

教訓1、「家のお宝として大切に保管して下さい」、(どこかで聞くフレーズでね。)

教訓2、「コレクションはインテリアの材料と考え家の中に飾ってこそ意味がある。 
     のです。             


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