2017年9月30日土曜日

鈍行に乗って旧街道を歩く旅


旧街道を歩く旅、今回は中央本線、辰野から飯田線に乗り伊那大島で下車し大鹿村を目指す約20キロを歩き、秋の大鹿歌舞伎(10月15日)を見学する。

ということでネットで宿を申し込んだところ「満員です!」そっけない返事何とも残念なので昨日車で”大人気の大鹿村”を探検しました、国道20号を茅野を左に折れ高遠経由の国道152号で大鹿村に最短距離で挑みました。

朝6時出発8時に高遠城址(桜で超有名です)に到着、時間が早いので城跡をゆっくり散策、このお城も山本勘助が大改修を行った城です。
石垣やら天守閣など構築物は残っていませんが十ぐらいの曲輪とそれぞれを仕切る空堀りが見事です春には全山桜々です。




城内のお堂の様な神社に参拝、運を願いお賽銭を納めました

そして、またまた有名な”大奥一大事件”の主役「絵島」囲み屋敷(座敷牢)があります、教養(何てったって大奥の高位ですからね)もあり人格者で高遠の人々から大変慕われたそうです。





小一時間見学し152号を南下しダム湖を過ぎ、大鹿村を目指します,鹿塩川に沿って走ります。
ところが鹿塩川の川幅も次第に狭まり気が付いた時には道路も中央分離線の無い狭小道になって行くでは有りませんか


これ国道!こんなに狭い国道有りですか?林道でしょ!でもね実はこの先にもっと驚く光景があるンです、冒険ドライブの好きな方は辰野から浜松に向かう秋葉街道(152号)を走ってみて下さい

分教場跡もありました、きっと林業の盛んだった昭和30年頃まで在ったんだろうね!
狭小道を20数キロ走り大鹿村につきました、「日本一美しい村」とか言って分からないなー?取りあえず観光案内のある物産店に寄り情報収集
思いがけない展開が始まりました、お店の人に宿が取れない話に我が愚妻の大声に奥に引っ込んでいた観光案内のお嬢さんが飛び出し大鹿歌舞伎の当日のキャンセルが出ていまーす!と調べて呉れました
そして紹介頂いたのがこちらの宿「おより亭」です、風情があって何とも和む佇まい、しかも一日一組しか取らないと言うではありませんか!我々2人では勿体ないので早く帰って友人家族、仲間に声を掛けました

こちら宿のご主人ご夫婦、話が猟のこと家作りのことすべてが面白く私が十年若ければ完全に弟子入りします、しかも26年前趣味が高じて”横浜”から移住して来たんだとー、この続きは15日の大鹿歌舞伎とともにご報告いたします


パンフレットからコピーしました