2012年12月29日土曜日

今季2度目の積雪

 



薪も少なくなって来ました。晴れたら薪割りだ!実はチェンソーが壊れてしまい正月明けでないと修理出来ないのです。




丸太も雪に埋もれそうです。薪が無くなれば凍死?昔だったらこんな事になったかも知れません。でも私達には灯油ストーブ、電気ストーブが有ります。2,3種のストーブは何時も必要ですね。




いつも仲良く親切にして頂いているお向かいさんの家も雪景色です。瓦屋根の木と白壁の家、すごく郷愁を感じますね。




南アルプスの鳳凰三山です。今は正に雪の冬山です。登山家はどんな季節でも山を目指します。気をつけてくださいね。



鳳凰三山に続くアラヨ峰から甲斐駒ケ岳です。お正月には大勢の冬山登山家が登ります。遭難しないよう祈りますが、甲斐駒ケ岳で1件ありましたね。





















2012年12月5日水曜日

初冬の散歩

今朝の気温は6度、午前10時頃になると12度ぐらいまで上昇。天気は快晴!今日は絶景を眺めながらの散歩日和り、家を出て西に甲斐駒ケ岳、鳳凰三山を眺めながらの散歩となりました。






 この地はなまこ壁の蔵をもつ民家がかなりあります。白壁に瓦屋根が似合いますね。戦前までは茅葺きの兜屋根の民家が主流だったそうです。






 200メートルほど歩くと道祖神があります。部落の組単位に1か所づつ有るようです。私達は「石荒井組」といって17軒の組です。




 家から3キロほど北に行くと(茅が岳方面)、穂坂町森の公園があります。ここは子供を中心とした自然に親しむ公園です。正面エントランスはレストハウスとカブトムシのオブジエが迎えてくれます。





 公園をあとに西方面の林道を1キロほど歩くと視界が開き、大パノラマが展開します。まず北西に八ヶ岳、西から南にかけ南アルプスの主峰甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、その裏に仙丈、北岳、農鳥、間の岳、さらに南にいくと富士山が雄大に鎮座
するこの絶景ポイントにペンション「ビスタポイント」があります。





 そして2キロほど南に下るとわが部落に入ります。りっぱな長屋門を備えた庄屋さんの屋敷が見えて来ます。家の方はどんどん近代住宅に建て替わってます。古き物がどんどん失われていきます。これが現実。以上が約6キロの我が家の散歩コースです。





 


2012年11月17日土曜日

初冬を迎える


収穫も終わり冬仕度


初冬がふさわしい季節になりました。朝晩はとても寒いです。薪ストーブは先シーズンのすすを払いをして火入れです。



 葡萄の残りは干しブドウ、柿は干し柿にします。必ず大好きな方がいて、美味しいと言ってくれます。そのために作ってます。



 庭もすっかり秋色に染まりました。ガーデンチェアもなにか淋しそうです。




 11月13日はさっちゃんの誕生日。東京の娘から素晴らしい花束が届きました。玄関のテーブルに飾りましたがホテルのロビーみたいに変身です!





 きょうは雨、朝からストーブを焚きテレビ、読書、友人から頼まれた額の修理などもっぱら室内です。



 例年通り梅の木には、四十雀やメジロたちのために、ミカンをつけてあげました。


 隣のブドウ畑も紅葉し落葉寸前ですが農家は消毒、たい肥の鋤き込みにと休む暇はありません。


 そして我が家の観葉植物も飾り棚を改造した温室に退避しました。




2012年10月23日火曜日

家の小さなリニューアル

ささやかな楽しみおおきな自慢噺!

遺品に頂いたシャンデリア3点を玄関、玄関突き当たりの廊下、居間に設置しました。廊下の天井は大分痛んでいましたので思い切って麻布(南京袋風)を貼りペンキを塗りました。電球はLEDに変えて見ましたが色温度がちょっと低くブルーが強く出てしまいます。ところが菅野先生の「干し柿の絵」が俄然光って来ました、ブルーグレーの背景色がとても良く出ています。


玄関は入居早々に杉板に張り替えていましたので器具のみ変えました。ここは電球色(在来の)が良いですね、入口と奥の光色が違うのもちょっと面白いかな?

 

コーナーの家具は温室用に作ったのですが植物が増えてしまい入らなくなったのでグラス入れに変更しました。居間のシャンデリア、一番苦労しました。1つは円テーブルの真上にすること、2つは壁スイッチが無いのでプルスイッチにしてシャンデリアを改造するか、イヤイヤこれはヤボーイ!。結論として天井裏の電線を目立たない処に引き戻しスイッチをつけ又シャンデリアの位置まで電線を引き込むのが一番美しい納まり方かなァ(殆ど自己満!)。天井の端に穴を明け釣り竿を突っ込み電線を引っ張り・・・・・、あァなんと疲れることか3時間の格闘の末、天井裏の補強も完了しました。





写真が重複しますがついついお見せしたくなってしまう悪癖にお付き合いください。先ほど絵の微妙な色がすごく良く見えてきたことを言いましたが、ヨーロッパのアンティ-ク家具もすごく環境に合って来ました。これも懇意にして頂いている友人からの頂き物です。なんだか皆さんが自然にこの家に合った物を提供してくれる魔法にかかってしまったのでは?と思うのです。





今日は自慢ばかり、自慢ついでに見難い写真ですみませんが、下が「横濱開港150年記念のサントリー角瓶の復刻版」です。上が柳原良平さんの絵です。雰囲気あるでしょう。この角瓶、流しの下に置き忘れられちょっと変色していますが糠味噌臭さとかは全くありません。むしろ良い環境の中でよりまろやかになっている筈です。これもさるユニーク?な方から頂きました。お会いするのが楽しみです。近いうち(今はやりのフレイズ?)柳原良平さんの執事(私はそう思っているのですが)が我が家に遊びに来ますから多分このウイスキーは相当なプレミアムがつきます。それまでに呑んでしまおうかな!イヤイヤそんなことしたら野蛮人と思われてしまいますね。





2012年10月4日木曜日

十五夜お月さん

十五夜お月さん9月30日ですよ、お隣さんがお花を

         そしてお供えを!



多分ゆとり教育そして農家の忙しさ、核家族化、年寄りだけの農業、孫も跡取りもいない農業に十五夜お月さんは必要ないのです、孫がなぜなぜ、どうしてどうして?夢を語れる環境が無いのです、そして竹で作った槍も必要ない、なんて夢もない世の中になってしまったのだろうか。


 佐知さんはススキ、コスモス、ハギets.を備前のまんまる花瓶に生けました、でも団子は今年は作りません、オオジイ(98歳)が入院中でリクエストがないのです。


ちょっと 残念、淋しそうな佐知さんの姿です、私はまんじゅうなんてあまり口にしません、団子よりビール!ってとこですかね、かように季節の移ろいも何もデリカシーを感じる事が出来ない現代人です。

この雀何時も一人で餌台に来ます、今の時期は稲刈りの又は稲の天日干しのじきですから雀はそちらの方へ行ってしまうのです、やっぱり新米がおいしのです。




2012年10月3日水曜日

収穫の季節ブドウそして稲刈り

一年の締めくくり葡萄そしてお米の収穫



 今日はワイン用の葡萄ベリーAの最終納期(ワイナリーへの)、私達も駆り出されました朝の8時から運び込みの終わる午後7時過ぎまで、久々の肉体労働きついけれどこれが1年間の成果なのです。 達成感!
 



佐知も刈り取りに懸命です。成果物のワインが楽しみです、そして我々の作るジュース最高です。秋の夜長を皆で味わうのです。



慌ただしい毎日です、明日からは先日頂いた遺品のシャンデリアを設置するための環境作りに掛ります、玄関からの廊下の天井を張り替えふさわしい仕上げに変えようと考えています。






2012年9月30日日曜日

良い家具を永遠に

良い家具を孫子の代まで使う生命を吹き込む


先日、佐知の友人から子供さんの居ないご夫婦が相次いでご逝去され、悲しみの中の遺品の整理が始まりました。私たちは大きな家に住みお客さんが多いことなどから家具、冷蔵庫など沢山の高価な品々をいただくことになりました。




 いつも葡萄や、野菜を頂くご夫婦にはイングランドのテーブルと食器棚を使っていただくことにしました。大きな梁、45センチ角はあろうかと思われる大黒柱の古民家になんと映える事でしょうか、この様な見知らぬ土地で大切に使われる事で家具もきっと満足してくれることと思います。





改めてご夫妻のご冥福をお祈り申し上げます。そしてこの様な家具をご紹介して頂きました友人に感謝いたします。




秋そして収穫

 もう秋色に染まった穂坂の畑


朝食の窓、朝もやの中、蜘蛛の巣が朝日に美しく光る。



 果物や野菜が実り、空気、水が秋気配を感じ取り、暑い暑い夏を少しずつ遠くへ追いやっている。家の 隣の甲州葡萄の畑です。今年は寒暖の差が少なかったせいか色ずきが遅い。


ご近所さんがさっそく初物のピオーネとロザリオビャンコを持ってきてくれました。さっそく15~17日の来客組に振舞いました。おいしーい!あまーい!の大合唱。この歓声に我々は農家を代表して至福となすのです。



これがいつものバーベキューの準備光景です。この頃になると夜の気温も下がりますので蚊の心配も無くなります。とにかく、年中無休の肝臓がそして肥満が心配なのですが止められない自分がこわい!